シザーク篇 2007.08.23 | |
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カルナラが実家へ強制送還されることになり、なんだかんだと一緒に付いて行ったシザーク。 「シザーク! なんで噴水で水遊びしてるんですか!」 「えー? だって気持ちよさそうだったからさ」 「泳げないくせに、一人で入らないでくださいよ」 「こんなに浅いんだから溺れるかよっ」 「泳げない人には何センチでも危ないんです。あぁ、もう! 背中! せめて何か着てくださいよ」 「誰も見る人いないって!」 「いなくても日頃から注意してください。今タオルお持ちしますから、転ばないでくださいよ?」 「大丈夫だっ……うわっ!!」 バッチャーーーン 「……言った傍から、あなたという人は。はい、お手を……うわっ!」 バッチャーーーン 「……シザークッ」 「せーっかくの休みなんだから、お前も目くじらばっか立ててないで、水遊びでもしろよ」 「三十過ぎの男が自宅の噴水で水遊びなんてできますか!」 「オレはできるよ?」 「私にはできません! これじゃ…ン……」 「小言が多すぎ。ちょっと息抜きにキスでもしようよ」 もう少し筋肉質にしたかったけど、ちょっと限界。次回はややマッチョのシザークにチャレンジ☆ お話としてはこれまたベタな展開で(笑) |
兄さん篇 2007.08.16 | |
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仕事から帰ると、店の扉の前に人影が。 「あれ? ナスタさん? 待っててくれたのー?」 「……偶然通りかかっただけだ」 「それでも嬉しいよ。狭いけど入って入って!」 「いや、いい。コレ、お前にやる」 「ブドウ? 美味しそうだね」 「フン」 「……わざわざ届けに来てくれてありがとう。置いてかれたの、別に怒ってないよ?」 「……勘違いするな」 「えっへへー。お茶ぐらい飲む時間あるでしょ? ナスタさんが俺に申し訳なく思ってるなら付き合ってよ」 「そう思ってわけではないが…少しだけなら」 「ホント素直じゃないな、ナスタさんは。ま、そんな所も好きなんだけどね」 「……フン(////)」 とある方から、リクエストいただいたので、味覚狩りのその後をお届けします。ブドウ色で ゴムかけしてないので、雑ですみません。兄さんデカすぎたー! |
フィズ篇 2007.08.13 | |
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夏休みは家族でまったり、と言うわけにも行かず、初日早々、親戚のオバちゃんの餌食になるフィズ。 「フラウリさん、結婚は?」 「あっはー。まだなんですよ」 「あら? やだわ、変なこと聞いちゃった? おほほほほ」 「ほんと、おほほほほ」 (毎年毎年、同じ質問すんなよ、ババァども) 「いい子紹介してあげましょうか?」 「私の姪っ子なんだけど、これが結構……」 「いやー、今度陛下が素敵な人を紹介してくださるっていうので、ちょっとぉ〜(陛下、すみません!)」 「あら、王様直々に? それじゃあうちの姪っ子より素晴らしい方なんでしょうね」 「あ〜、どうでしょうかねぇ。あはははは」 「来年はお嫁さんに会えるといいわぁ」 「あははは。俺も会いたいですね、お嫁さん」 「「おほほほほ」」 「あはははは……(ハァ……泣)」 お約束 なんとなく、フィズは茶色がよく似合いそう |
アルトダ+クルズさん篇 2007.08.11 | |
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夏の休暇を利用して、一足早い新婚旅行中。 「素敵ね〜」 「本当。いい眺めだね」 「風もとってもいい気持ち。思い切って来て良かったわね」 「うん。こんなときじゃないとゆっくり出来ないしね」 「……もうすぐ結婚式ね」 「そうだね。早かったね」 「……前から思ってたんだけど、あなた誓いのキスできるの?」 「えぇ!? なっ、何をイキナリ……」 「式の途中で固まっちゃったら大変じゃない。あ、ねぇ。今練習してみようか」 「なっ、えぇっ???」 「誰も居ないし…ね? ん」 「う…ぁ……じゃぁ……」 チュッ♥ ノーマルカップルでイチャイチャ。 |
カルナラ篇 2007.08.10(2007.08.11改定) | |
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シザークがどこにも行けないので、一緒に城に残り、シザークとチョメチョメしたり、我侭に付き合ったり、図書館に行ったりと、それなりに多忙なカルナラ。 「本当にどこにもいかないのか?」 「ええ、あなたを置いてはいけませんし」 「気にすることないのに。明日にはフィズ少尉が休暇明けて帰ってくるんだから、交代して家にでも帰れよ」 「お心だけ頂いておきます」 「なんか、オレが我侭言ってお前を放さないって感じで嫌なんだよな」 「確かに足をぐっと絡めて放してくれませんよね」 「ばっ!!! その話じゃないだろ!?」 「そのまま腰をくねらせる姿はなかなかエロティックですよ」 「変態! お前なんかどっか行けよ! シッシッ!」 「行ってしまったら、夜寂しくなりませんか?」 「一日ぐらい我慢できるし!」 「私は我慢できる自信がありません」 「ちょ…何で寄って来るんだよ! カールーナーラー!」 memoでの宣言どおりこっそりと差し替えました。全然躍動感などなかった(死活問題) 服を着せるのが面倒だったので、すでに戦闘態勢です。やっぱりエロイおっさんにはなりませんでした。 |
オクト+タレン篇 2007.08.09 | |
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タレンが計画を立てて、二人でヨハザイへ旅行をすることになった。 宿のベッドの上で、楽しそうにガイドブックを開くタレンは、オクトにいとも簡単に押し倒された。 「な、何するんだよ!」 「何って、ナニ」 「そんなベタな答えなんか聞きたくないって」 「じゃあ……したい」 「あ、ちょっと、脱がすなよ!」 「僕の目の前で、楽しそうにしているから悪いんだ」 「なんだよ、その理屈! あ、待って。今されたら今日はもう出かけられないじゃないか!」 「じゃあ、僕とこうしていればいい」 「ん…あ、駄目、あ、そ…そんなとこ……」 ものの見事に流されて、その日は結局外出できず。 当然、オクトはタレンに恨まれた。 「このデ○○ンがぁぁぁぁ! 覚えておけよ〜〜〜〜!」 結局タレンが不憫だったお話 タレンがシザークに似ている、というオクトの独り言があったけど、自分が書くタレンは確かにシザークにてるかも… イラストはラフで書いた一枚なので、後々修正する予定(といか、みんなラフ…汗) |
ナスタ様篇 2007.08.08 | |
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ダナヤ高原へアシュレイと味覚狩り。 今回、同行予定だった兄さんは、出発時間に遅れたため、無残にもおいて行かれる。 「あ、父様。あそこのブドウがおいしそう」 「ん? これか。どれとってやろう」 「届く?」 「少し背が足りんな」 「どうして―――おいて来ちゃったの?」 「時間を守らない奴は嫌いだ」 「きっと、今頃寂しがってるよ。お土産のブドウ持って行こうね」 (えぇ、子や……) おまけの津軽弁 「え? これか? どってあげるし」 「届ぐ?」 「ちょぺっど身長が足きやねみたい」 「どべこて―――おいて来ちゃったの?」 「時間を守きやね奴は嫌いだ」 「まんつごぐ、今頃寂しがってるし。お土産さブドウ持って行こうね」 (良い子だのぁ……) きっとこんな感じ アシュレイでか過ぎた |